双極性障害Ⅰ型で主婦な日々

双極性障害Ⅰ型の主婦の日常生活あれこれ。

ポーの一族


萩尾望都の漫画『ポーの一族 春の夢』を読みました。ポーの一族はバンパネラ(吸血鬼)の一族の話で、春の夢は40年ぶりの新作になります。


途中、シューベルトの冬の旅の中の春の夢が出て来ます。


五月に咲き満ちるような
とりどりの花の夢を見た
朗らかに小鳥がさえずる
緑の牧場の夢を見た


すると雄鶏の鳴き声で
目が覚めた
あたりは冷たく陰鬱で
屋根では大鴉(オオガラス)が騒いでいた


あの窓硝子に
木の葉を描いたのは誰だ
冬に花を夢見る者を
嗤っているのか?


愛の日々を夢見た
美しい娘を
愛撫を、口づけを
恍惚と至福を


すると雄鶏の鳴き声で
我に返った
今はここにただ独り坐し
見た夢に想いを馳せている


再び目を閉じたが
胸はまだ熱く高鳴っている
窓の葉が緑に色づくのはいつだろう
愛しい人をこの腕に抱くのはいつだろう


萩尾望都は私の大好きな作家です。ほとんど全部読んでいます。古い絵より最近の絵の方が好きです。特に『半神』や『A-A'』は特に好きです。


彼女は。『イグアナの娘』『残酷な神が支配する』など、精神的な漫画も良く書いています。


思えば私は耳小骨欠損症のおかげで内向的な性格に育ち、中学生時代からよく精神的な本を読んでいました。「ナポレオンヒル」「デール・カーネギー 」等々・・・からかわれてもいじめられない様に必死でした。


『春の夢』自体はちょっと消化不良の部分もありましたが、嬉しく読めました。


いつも読んでくださって有難うございます。